当院の症状判断方法
当院での【肩こり】【骨盤矯正】
の見分け方について。
名取駅前整骨院では【肩こり】を
このような視点からみていきます。
当院では肩こりをこのように分けて考えております。
- 肩甲骨が挙がっている状態
- 肩が巻いている状態
- 肩甲骨が硬い状態
- 肩甲骨の可動域不足の状態
- 肩甲骨が前傾している状態
- その他(インピンジメント・肩関節周囲炎)
それぞれの原因筋としては
- 肩甲挙筋、僧帽筋上部
- 広背筋 大胸筋 肩甲下筋
- 胸鎖関節 肩鎖関節 肩峰下関節 肩甲胸郭関節
- 菱形筋 肩甲下筋 広背筋 前鋸筋
- 上腕二頭筋 烏口腕筋 小胸筋
上記の筋肉の状態が悪いことにより、肩こりが起こります。
呼吸法でも肩こりは悪化します。胸式呼吸では、
1日に2万回の肩の上下が起こるため、
筋肉疲労による肩こりにつながります。
・健側・患側の判断
一概に肩が上がっている、下がっていると言っても、
上がっている肩が原因なのか、下がっている肩が
原因なのかを判断していきます。
・左右の肩の位置の違い
上腕骨の上下回旋の位置、肩甲骨の位置
(挙上、下制、内・外転、上方・下方回旋)など。
・骨盤の高さの違い
骨盤の骨の上の骨を左右結んだ線をヤコビー線と言います。このヤコビー線から左右の高さの違いをみていきます。
・アライメント不良の判断
全体的な骨の歪みをみていきます。
例として以下のような判断の仕方です。
・右肩が上がる・左側へ顔が向く →
僧帽筋上部、胸鎖乳突筋が原因
・右肩が上がる・右へ顔が向く →
肩甲挙筋が原因
・肩甲骨が下がる・肩甲骨下角が外旋・
ヤコビー線が平行 → 広背筋が原因
・肩甲骨の高さは同じ・体幹が傾く・
ヤコビー線が片方上がる → 腰方形筋が原因
・ヤコビー線が上がる → 脊柱起立筋が原因
上記は筋肉から判断できる肩こりの見分け方ですが
実際は骨格の歪みも同時にみていきます。
症状によっては神経学的検査、整形外科学的検査も同時に行います。
名取駅前整骨院では【骨盤矯正】を
このような視点からみていきます。
骨盤の歪みは一般的に
- ・開いている
- ・左右に傾いている
- ・前後に傾いている
- ・捻れている
という4つのタイプに分けられているようです。
ですが、このような見方では適切な骨盤矯正は出来ません。
当院では骨盤の歪みをこのように分けています。
腸骨
①PI ②AS
③PIIN ④ASIN
⑤PIEX ⑥ASEX
⑦IN-EX ⑧EX-IN
仙骨
①P-L ②P-R
③PI-L ④PI-R
⑤BASE-P ⑥APEX-P
尾骨
①A ②A-L ③A-R
当院では骨盤の歪みを17のタイプに分類し
骨盤の歪みにアプローチしていきます。
骨盤矯正の場合、関節の歪みだけでなく、筋肉による身体の歪みも多く見受けられます。
特に産後の場合、骨盤周辺部の筋力低下を起こしていることも多いため、骨盤矯正には必ず筋肉への施術も行っています。
解剖生理学・運動学・バイオメカニクス
などをしっかりと理解していなければ出来ません。
このような考え方が他の整骨院との最大の違いです。