当院の症状判断方法

当院での【肩こり】【骨盤矯正】
の見分け方について。

名取駅前整骨院では【肩こり】
このような視点からみていきます。

当院では肩こりをこのように分けて考えております。

  1. 肩甲骨が挙がっている状態
  2. 肩が巻いている状態
  3. 肩甲骨が硬い状態
  4. 肩甲骨の可動域不足の状態
  5. 肩甲骨が前傾している状態
  6. その他(インピンジメント・肩関節周囲炎)

それぞれの原因筋としては

  1. 肩甲挙筋、僧帽筋上部
  2. 広背筋 大胸筋 肩甲下筋
  3. 胸鎖関節 肩鎖関節 肩峰下関節 肩甲胸郭関節
  4. 菱形筋 肩甲下筋 広背筋 前鋸筋
  5. 上腕二頭筋 烏口腕筋 小胸筋

上記の筋肉の状態が悪いことにより、肩こりが起こります。
呼吸法でも肩こりは悪化します。胸式呼吸では、
1日に2万回の肩の上下が起こるため、
筋肉疲労による肩こりにつながります。
 

肩こりは姿勢でも原因を見分けることができます。

・健側・患側の判断
 一概に肩が上がっている、下がっていると言っても、
 上がっている肩が原因なのか、下がっている肩が
 原因なのかを判断していきます。
・左右の肩の位置の違い
 上腕骨の上下回旋の位置、肩甲骨の位置
 (挙上、下制、内・外転、上方・下方回旋)など。
・骨盤の高さの違い
 骨盤の骨の上の骨を左右結んだ線をヤコビー線と言います。このヤコビー線から左右の高さの違いをみていきます。
・アライメント不良の判断
 全体的な骨の歪みをみていきます。
 
例として以下のような判断の仕方です。
・右肩が上がる・左側へ顔が向く → 
     僧帽筋上部、胸鎖乳突筋が原因
・右肩が上がる・右へ顔が向く → 
            肩甲挙筋が原因
・肩甲骨が下がる・肩甲骨下角が外旋・
 ヤコビー線が平行 → 広背筋が原因
・肩甲骨の高さは同じ・体幹が傾く・
 ヤコビー線が片方上がる → 腰方形筋が原因
・ヤコビー線が上がる → 脊柱起立筋が原因

上記は筋肉から判断できる肩こりの見分け方ですが
実際は骨格の歪みも同時にみていきます。
症状によっては神経学的検査、整形外科学的検査も同時に行います。

名取駅前整骨院では【骨盤矯正】
このような視点からみていきます。

骨盤の歪みは一般的に

  1. ・開いている
  2. ・左右に傾いている
  3. ・前後に傾いている
  4. ・捻れている

という4つのタイプに分けられているようです。
ですが、このような見方では適切な骨盤矯正は出来ません。

当院では骨盤の歪みをこのように分けています。

腸骨

①PI ②AS
③PIIN ④ASIN
⑤PIEX ⑥ASEX
⑦IN-EX ⑧EX-IN

仙骨

①P-L ②P-R
③PI-L ④PI-R
⑤BASE-P ⑥APEX-P

尾骨

①A ②A-L ③A-R
 
当院では骨盤の歪みを17のタイプに分類し
骨盤の歪みにアプローチしていきます。
骨盤矯正の場合、関節の歪みだけでなく、筋肉による身体の歪みも多く見受けられます。
特に産後の場合、骨盤周辺部の筋力低下を起こしていることも多いため、骨盤矯正には必ず筋肉への施術も行っています。

このような肩こり・骨盤の見方は
解剖生理学・運動学・バイオメカニクス
などをしっかりと理解していなければ出来ません。
このような考え方が他の整骨院との最大の違いです。